6月16日、グランドプリンスホテル高輪において「第23回内海会ジュニア技術コンクール」が開催され、当社製造部の古川春輝が「アメを主体にしたピエスモンテ」部門で銅賞を受賞しました。
1979年に発足した「内海会」は新しい洋菓子技術・技能の研鑚と、それを担う若い菓子職人の育成および業界全体の技術向上を目指して活動をしている組織です。その内海会が主催するジュニア技術コンクールは、25歳以下の洋菓子技術者を対象としたもので、「アメを主体にしたピエスモンテ部門」「チョコレートを主体にしたピエスモンテ部門」に分かれて開催されました。今大会のルールは「バラ」の花を入れたピエスモンテで、スフレ、ティレ、クーレ、リボン、パスティヤージュをバランスよく入れること。古川自身のサブテーマとして、「糸車」を表現するために作品の下半分を羊に見立て、糸車で糸を精製している風景を作りました。
審査員からは、「バラの作りが繊細できれいにできている。また、基礎技術もしっかりと取り入れられている。」と評価されました。
古川は、4月に開催された兵庫県洋菓子協会主催の「2021 洋菓子フェスタin Kobe」に続き、2大会連続入賞を果たしました。工芸菓子部員の今後の活躍にご期待ください。