株式会社シュゼット・ホールディングス(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長:蟻田剛毅)は、洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」で2012年4月より実施しております「Smile for TOHOKU from ASHIYA」プロジェクトの取り組みが評価され、公益社団法人日本フィランソロピー協会(東京都千代田区/会長:浅野史郎氏、理事長:髙橋陽子氏)が主催する「第18回企業フィランソロピー大賞」において『想いをつなぐスイーツ賞 』を受賞いたしました。
■「スマイルフォー東北-フロム芦屋」プロジェクトとは
阪神・淡路大震災を経験したアンリ・シャルパンティエは当時、工場・店舗の再開に協力してくださった多くの方々に「いつか恩返しがしたい」という感謝の気持ちを胸に事業活動を行うこととなりましました。2011年、東日本大震災が発生し、私達の思いを実行に移す時がきました。最初は物資の支援から始まりましたが、次第に復興を促す地域の再生、人創りへと活動の輪は拡大していきました。その中心になったのが、「スマイルフォー東北–フロム芦屋」プロジェクトです。この活動に共感いただいたお客様にご参加いただき、寄付総額は4111万円を超えました。(2020年10月現在)
■企業フィランソロピー大賞とは
社会の課題解決のために自社の経営資源(人材・ノウハウ・技術・情報など)を有機的・持続的に活用した社会貢献活動を顕彰するものです。SDGs達成が不可欠な課題となっている今日、そうした企業を広く社会に発信することにより、公正で温もりと活力ある社会を次世代に伝えることを目的として2003年に創設されたものです。
<審査委員からの評価>
「アンリ・シャルパンティエ」「C3(シーキューブ)」の洋菓子ブランドを展開する同社は、東日本大震災被災地の復興に末永く寄り添うことを目的に、2012年より特別仕様商品「Smile for TOHOKU -from ASHIYA-」を販売。お菓子を1個減らした詰め合わせを正価で販売し、1個分の材料・資材等の費用にあたる金額をお客様からの寄付として預かり、同社が同額をマッチングして現地のNPO等への寄付と奨学金による人材(未来のパティシエ)育成等に活用している。また、お菓子の材料は東北の素材を活用、パッケージデザインは東北の自然や郷土品をモチーフにしている。お菓子を通じて人々を笑顔にしたい、阪神淡路大震災時の恩返しをしたいという意思から生まれた斬新なアイディアで、支援の裾野を広げる取り組みを高く評価したい。
当社は、東北の方々の「力になりたい」という私たちの思いと、それに対するお客様の共感をいただける限り、支援を継続し東北の方々がかつての元気を取り戻すまで、末永く寄り添って取り組んでまいります。
公益社団法人日本フィランソロピー協会理事長 髙橋陽子氏(写真左)